いわゆる“若ハゲ”は、英語名称では、AGA(エージーエー:Androgenetic Alopecia=男性ホルモン性脱毛症)と呼ばれています。
ちなみに、「米国脱毛会議」によれば、「男性型脱毛症」は。すべての脱毛症状の中で、実に95%を占めているそうです。
さらに、世代別にみると、「男性型脱毛症」の影響を受けている人は、30 歳以下の男性の30%、50歳以上の人の50%以上に及んでおります。
AGAは、男性ホルモンの影響に起因することが多い症状で、その名の示す通り、男性にのみ起こると広く信じられていますが、実は、女性にも発症します。
男性ホルモン(テストステロン)は、髭や体毛などの成長を促進する働きをしますが、頭髪にとっては逆で、毛根の毛母細胞でDHT(ジヒドロテストステロン)に変わって、毛母細胞を萎縮させ、髪の成長を妨げる作用をします。
そもそも、男性ホルモンとは、「アンドロゲン (androgen) 」と、呼ばれるステロイドの一種で、その代表的な成分は「テストステロン」です。
「アンドロゲン」は、主に男性の性腺(睾丸)によって合成され分泌されますが、女性の体内でも少量は生産されます。
分泌された「テストステロン」は。体内を循環して全身に拡がり、その作用には、「男性化」と「成長促進」の両方があります。
この「テストステロン」の働きによって、男性性器の発達や、筋肉と骨の成長、皮脂分泌の増加、精子産出、性欲の増進、ヒゲ・胸毛などの体毛の成長などの第二次性徴が促進されます。
では、なぜ、この男性ホルモンがハゲと関係するかといえば、実は、その原因は正確には判っていません。
例えば、男性ホルモンの分泌が多ければ、必ず禿げてしまうのか?といえば、必ずしもそうだとは、言い切れないのは、すべての男性がハゲているわけでもないことからもわかります。
けれども、AGAには、男性ホルモンが関係していることは、医学的には、ほぼ確実とみなされているのです。
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